歩くと道が拓ける、たぶん

私は仕事から帰ってくると散歩に出かける。
時間は1時間ほどで、持っていくものはスマートフォンとイヤホンだけ。
特にモヤっとした日は、よほど疲れていない限りは歩くことにしている。

 

家に帰ってゴロゴロしても気持ちは晴れないし、かえっておさまりがつかなくなることのほうが多い。
そのやり場のない黒い気持ちが歩くことにより解消される。

 

お気にいりのVoicyや「ながら英会話」を楽しみながらだと、あっという間に1時間が過ぎている。
ながら英会話は、やっぱりながら英会話なのでほどんど身についてはないのだけど。

 

黙々と歩いていると黒い気持ちもどこへやら。
急に前が拓けるというか…「まあいっか、なるようになるわ」と思えてくる。
今まで何度もあったのだけど、あれなんなんだろう…
歩くことは心をまっすぐに保つのと同時に、進む方向を示してくれている気がする。

 

この寒い季節。
暖房を入れてこのまま横になってしまおうと思うこともあるけど、やっぱり出てしまう。
(たまに寒さに負けることもある…)
歩き終わってイヤな気分になったことはないから、私にとってはお風呂と同じかな。
すこぶる面倒でも、お風呂からあがってから後悔したことはないしね。