マンモグラフィーが痛くて泣いてしまった

初めて乳がん検診を受けた。
マンモグラフィーの存在は知っていたけど、激痛(という噂)と、胸がつぶされてしまうという恐怖から生涯受けるつもりはなかったのに。

 

きかっけは、両方の胸の血管が腫れたこと。
さわるとボールペンの芯ほどの太さで、少し痛みもあった。
インターネットやYouTubeで「乳がん」を検索して、経験者の話を読んでは自分の状態と似ていると不安になった。
体に赤いブツブツができ始めたころと重なるため、皮膚がんも併発しているのでは?と、今度は皮膚がんを検索してさらに不安に。
調べれば調べるほど、そうだと思えてしかたがなかった。

 

初めてのマンモ。
泣いた。
本当に痛くて痛くて、涙をこらえることができなかった。

 

そんなに引っ張られたらちぎれるわ! 
左だけでもこんなに痛いのに、右もなんてムリムリムリムリムリ!
私が痛みで悶絶しそうになっているのに、男性の技師さんは淡々と仕事をしていた。

 

「お仕事だから」 
頭ではわかっていても、もっと痛くない方法がないのか!と心の中では怒りが爆発していた。
痛くないという人もいるけど、しつこいようだが、私は死ぬほど痛かった。

 

ー検査結果ー
何らかの原因で静脈が炎症をおこしているが、現段階では乳がんではないとのこと。
ただ、なる可能性もゼロではないと言われたため、4か月後の予約を入れてその日は帰った。

 

とういうのが昨年の夏。
腫れもおさまり、先日の検診でも異常はみられなかった。
今年の夏また行く予定なのだけど、マンモのことを思うと躊躇してしまう。