ちゃっちゃとした診察

 

体調を崩した。
最初はのどの痛みに始まり、咳が出はじめ、痰もからんできた。
熱はないが、くしゃみと鼻水も出だしたことから、とうとうお医者様のお世話になってしまった。
薬で治るわけではなく、あくまでも症状を抑えるだけなのは知っているが、咳が出ると社内で迷惑がかかってしまう。
また、夜もしっかり眠りたかった。

 

診察はほんの30秒ほどで、症状を直接聞かれることもなかった。
鼻の穴とのどを診て、はい終わり。
聴診器もなし。
問診票に書いたとはいえ、患者から症状を聞かなくていいものだろうか。
コロナを疑ったため、会話を控えたのか…

 

病院をかえようと思いながらも、自宅と職場から近いため、まだ通い続けている。
じっくりと患者の話を聞いてくれる医師だったら、もっと長いあいだ待たないといけなかっただろう。
それを思うと、ちゃっちゃと終わらせてくれたことに感謝すべきか。

 

そうそう、風邪で受診をしたのに、今回もまた抗生物質を処方されてしまった。
「ウィルスには効かない」と聞くのに、通院のたび出される。
風邪ではない別の病気を疑ってのことだろうか。

 

飲むと副作用があるため、今回は飲まずに様子をみている。
以前通っていたところでも、毎回処方された。
ちなみに、前は年配の、今は若い先生。

 

近年、風邪で抗生物質を出す医師は減っていると聞くが、わたしの周りではそうでもないようだ。